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保有者を個人投資家に限った新しい国債です。
初回の2003年3月10日発行分の3,800億円については392の金融機関と郵便局が2月3日に応募を初めました。
2003年度は4月から3カ月おきに4回売り出し、年1兆5000億円を発行する計画です。
年100兆円を超す国債の大量発行が続くため、財務省は個人向け国債を創設することで個人投資家の国債保有を促したいと考えています。
通常の国債の一口5万円に対して個人向け国債は一口1万円で買えます。
期間は10年ですが、直前1年分の利子に相当する手数料を払えば満期前でも国が換金に応じてくれます。
年2回の利子は半年ぐらい前の10年物国債の入札で毎回変わる変動金利です。
金利上昇が予想される時期には固定金利より有利ですが、金利下降局面では利子が毎回減る公算が大きくなります。
個人向け国債の初回発行を控えた1月下旬に民間金融機関は総額で約3兆円の販売希望者を財務省に示しました。
民間経由で当初発行予定額の10倍に当たる数字で、個人向け国債に対する証券会社や銀行の期待の高さをうかがわせました。
2月3日の募集開始日には郵便局が半日で500億円の予定額を完売するなど、順調な出足でした。
ただ、初回の募集期間中の取り扱い機関のうち10数社が予定額を売り切れないと判断したため財務省の返却し、同省は約180億円を再配分しました。
大手銀行で国債を買うと年1,260円の手数料が必要で、少額しか購入しない人は損をしてしまうことがあるためとみられています。
最終的には3,800億円の予定額はほぼ完売したようです。
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