|
資本金1円で株式会社が設立できる。これは、会社設立に必要な資本金の最低限度額の規制をなくす「中小企業挑戦支援法」が2003年1月1日に施行されたことによるものです。この法律は、新事業創出促進法、中小企業等共同組合法の一部を束ねたものです。
これにより新事業創出促進法が見直され、最低資本金制度について、「経済産業大臣の確認を受けた創業者の設立する株式会社・有限会社については、商法・有限会社の最低資本金規制が設立の日から5年間、適用除外とする」との特例措置が設けられたからです。
商法が定める最低資本金は、株式会社は1,000万円、有限会社は300万円ですが、新法では会社設立から5年間この規制を免除しています。ただし、5年以内に本来の資本金に達成できない場合は、合名会社などへの組織変更や解散が義務付けられて居ます。
2003年1月3日から全国9ヶ所の経済産業局で届出を受け付けて居ますが、初日の届出件数は全国で24件。顔ぶれは主婦や学生などさまざまでした。資本金500万円の株式会社や、5万円の有限会社などに混じって「資本金1円」の株式会社の申請もあったそうです。
|