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欠損金の繰越控除とは、青色申告書を提出している法人が、法人税の計算上生じた欠損金について、 欠損金を生じた事業年度の翌年から5年間にわたり、その欠損金をその後の各事業年度の所得金額の計算上、
損金として控除できる制度です。
簡単に言うと、ある年に欠損金(赤字)が出た場合に、翌年から5年間にわたって、所得(黒字)が出た年にその所得(黒字)
と以前の欠損金(赤字)を控除(相殺)できるという事です。 また、5年間のうちに控除できなかった欠損金は切り捨てになります。
今年度の法人税の改正で、この欠損金を繰越控除できる期間が5年間から7年間に延長されました。 ただし、この対象となる欠損金は平成13年4月1日以降に開始した事業年度で生じた欠損金からとなります。
それ以前の事業年度については、従来どおり5年間となります。
《平成11年度に欠損金が生じた場合》
| 従来のケース |
平成11年度
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平成12年度
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平成13年度
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平成14年度
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平成15年度
|
平成16年度
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| 所得金額 |
-1,000
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200
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200
|
200
|
200
|
100
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| 欠損金の繰越控除 |
-
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-200
|
-200
|
-200
|
-200
|
-100
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| 所得金額 |
-
|
0
|
0
|
0
|
0
|
0
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| 欠損金残高 |
1,000
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800
|
600
|
400
|
200
|
※ 0
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※ 5年間で控除できなかった欠損金は切り捨てとなります。
《平成11年度と平成14年度にそれぞれ欠損金が生じた場合》
| 改正後のケース |
平成11年度
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平成12年度
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平成13年度
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平成14年度
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平成15年度
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平成16年度
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| 所得金額 |
-1,000
|
200
|
200
|
-500
|
200
|
100
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| 欠損金の繰越控除 |
-
|
-200
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-200
|
-
|
-200
|
-100
|
| 所得金額 |
-1,000
|
0
|
0
|
-500
|
0
|
0
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欠損金残高
(11年分) |
1,000
|
800
|
600
|
600
|
400
|
※ 0
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| 欠損金残高(14年分) |
-
|
-
|
-
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500
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500
|
500
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| 改正後のケース続 |
平成17年度
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平成18年度
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平成19年度
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平成20年度
|
平成21年度
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| 所得金額 |
100
|
100
|
100
|
100
|
200
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| 欠損金の繰越控除 |
-100
|
-100
|
-100
|
-100
|
-100
|
| 所得金額 |
0
|
0
|
0
|
0
|
100
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欠損金残高
(11年分) |
-
|
-
|
-
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-
|
-
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| 欠損金残高(14年分) |
400
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300
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200
|
100
|
0
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また、この改正に伴い、平成13年4月1日以降に開始した事業年度においては、 帳簿書類の保存期間が5年間から7年間に延長されるなどの改正点にもご注意下さい。
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